落ち葉




かしゅっと乾いた音が足下でした

視線を下に向けると
色とりどりの落ち葉

そういえば一気に冷え込んできた


子供の頃は

春の暖かさ 夏の眩しさ
秋の寂しさ 冬の静けさ
そしてまた春へと巡る
季節の移ろいに敏感だった


大人になると

寒暖の気温の感覚でしか
季節を見る事が出来なくなった

いつから景色をぼんやりとしか
見なくなったのだろう


一日一日と空気が澄んで 
透明になっていく秋

傾きだした陽射しを受けて
葉が色づいては落ち
木の実と共に地面を埋め尽くす

樹々が眠りにつく準備を始めている
長い冬を越えるために


もう少し

自然と寄り添うように暮らしてみたら
目覚めの春が訪れる喜びを
大地と共に感じられるようになるのだろうか



奈良県 奈良公園






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