小望月1



澄んだ夜空に硝子細工の月が浮かぶ

僕は一人浜辺を歩く

晩夏のけだるさは一瞬にして過ぎ去り
季節は移ろい
空気は静謐さを増し冷たくなる


月光の下
銀の波が寄せては返し

青い夜の中
聞こえるのは波の音


(この月を君も見上げているのだろうか)


彼の地に暮らす君を想う


もうじき長い夜が来る

白い影に包まれる冬が来る






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